TJAR2024報告会レポート

10月26日(土)静岡市民文化会館にてTJAR2024報告会に行ってきました。

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TJARとは?(公式HPより)

息を飲むような雄大な眺め、漆黒の闇に浮かぶ仲間の灯、

烈風に晒され追いつめられる自分、悲鳴をあげる身体、

絶望的な距離感、何度も折れそうになる自分の心、

目指すのはあの雲の彼方。

日本海/富山湾から太平洋/駿河湾までその距離およそ415Km。

北アルプスから中央アルプス、そして南アルプスを、

自身の足のみで8日間以内に踏破する

Trans Japan Alps Race

日本の大きさを感じ、アルプスの高さを感じ、自分の可能性を感じよう。

 

以下報告会の内容

 

受付
ムービー1
市長挨拶
TJARを応援する会 会長挨拶

 

トークセッション

1.トップ選手の心境
2.食料の工夫
3.トレーニングについて
4.レース中のケア、睡眠
5.何を考えながら進んでいるか?
6.おすすめのグッズ
 
実行委員代表挨拶
ムービー2
 
 
 
 
受付

会場入り口で報告書を受け取る。

入場料は先払いしていた2500円のみのため

ほぼ無料のようなもの。

手ぬぐいやシャツなどが売っていた。

 
ムービー1

TJARの映像が流れる

 

市長挨拶

静岡市長の難波さんが挨拶。

自らも登山をやる人らしくTJARのファンとのこと。

選手達を神の領域に達したと讃える。

余談だが難波市長は静岡マラソンを復活させてくれた方なので

個人的に快く思っている。

 

 

TJARを応援する会 会長挨拶

自らをただのファン代表と自称する。

81歳のため別の会員と会長を交代する。

 

トークセッション

1.トップ選手の心境

以下呼ばれた順(敬称略)

ゼッケンNo.06 牧野 11 塚田 04 保田 01 竹村 13土井

牧野 優勝したらランプラストレイルの表紙に載ることを想像した。

 

2.食料の工夫

ゼッケンNo.03 安田 15 青谷 29 辻本 27 山中 09 武末?

司会 持っている食料は柿ピーが一番多い。

安田 アレルギーがあるため小麦がダメ。

   上高地で鯖の缶詰を買った。

青谷 ピーナッツ胃の消化に悪いので芋けんぴ食べてた。

辻本 駒ヶ根のパスタ屋が閉まっていたので残念だった。

山中 和歌山県新宮市にある香梅堂の鈴カステラを食べてた。

   御煎餅 鈴焼 處 香梅堂

 

 

   おいしいと思うものをご褒美に食べてた。 

武未 食に興味がなく摂取カロリーのみに注意していた。

 
3.トレーニングについて

ゼッケンNo.12 中村 20 デリン 28 三上 30 駿谷

中村 北海道の山で走ってもアルプスで速く行動できない。

   そのため割り切ってロードを速く走る。

   ザックを背負って夜通し走る。

デリン 筋トレ1時間

    足利市にあるチーズバーガーを目指して100km走る。

    オーズバーガー

三上 10年前のフルマラソンの記録を更新する。

   走力を上げる。

   週1回インターバル

   眠気への対策で月1オーバーナイトラン

駿谷 趣味でロッククライミングや沢等いろんなアクティビティをやる。

   選考会以前のトレーニングは、選考会以後に良いトレーニングを

   するためのトレーニングだと思っている。

   ※本番前にいいトレーニングができれば結果が出るとのこと。

    その前にいい練習ができるように練習する。

 
4.レース中のケア、睡眠

ゼッケンNo.8 山本 2 田中 5 中川 19 石山 26 小島

山本 レース前は一日2〜3時間の睡眠を想定していたが

   結局、睡魔が来た時はしっかり寝るようにしていた。

田中 2日目で熱中症になり又ズレにもなって大変だった。

   下着が履けなくてレイン一枚だと具合が良かった。

中川 マメを潰してクリームを塗りたくったらよかった。

石山 人生最悪レベルの腹痛で水が飲めず熱中症になった。

   ※腹痛がそもそも熱中症の初期症状らしい。

小島 目眩で星がグルグルして見えた。

   富士見峠でコンクリートの上で雑魚寝してたら

   熱が奪われて低体温症になった。

 

5.何を考えながら走っていますか?

ゼッケンNo.10 前田 22 宍戸 17 片野 18 蘆田(あしだ)

司会 前田選手の報告が格別に面白い。

   他の選手から前田選手の話が多い。

   宍戸選手は報告が幻想的で詩的な内容。

前田 頑張ってくださいと言われることに対して、

   ありがとうと答えるのは何か違う気がする。

   だから一人一人に頑張ってくださいと返している。

宍戸 学生時代に手紙をよく書いていたので内容が詩的なのかも。

   しんどい、辛いとか頭に浮かんでいた。

片野 ポップコーンのことと、見たままの景色に反応している。

司会 蘆田選手は報告書の132Pに気持ちが溢れている。

蘆田 やめる理由 やめない理由 食べ物のことを考えながら走る。

   ひたすら思考実験。

 

6.おすすめのグッズ

ゼッケンNo.21 吉川 14.関 16 笹野 24 保谷

吉川 寝る道具にこだわり マット シュラフ シェルター

   それにエマージェンシーシートをプラスして

   どんな感じで使うか組み合わせを色々考えた。

関  ワークマンやモンベルコスパの良いものを使用。

   temuというサイトを使いカーボンのストックを安く購入した。

笹野 眠りすぎないように熟睡しない道具を選択

   貧相な寝具でも寝られるようになってしまった。

   眠りすぎて時間がなくなって失格

保谷 あまり道具にこだわりがない。 

   人のいいものを真似して使う。

   ライター山では使いづらいのでファイヤースターター持ってく。   

 

実行委員長 飯島挨拶

いつも応援ありがとう。

でももう大変なので実行委員長辞めたい。

会場で拍手

やります。

 

ムービー

 

選手に見送られながら会場を後にする。

 

感想

静岡で報告会をやってくれて話を聞くことができてよかった。

こういう活動がTJARという大会のファンや理解が増すんだろうなと思いました。

ようやく記事にできたがibukiステーションの方が詳細はっきりしているので

もしよかったら報告書と一緒にどうぞ

 

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